ABOUT US
maki sasaki jewelryは、石の選定から仕上げまで一人のデザイナーが一貫して関わるジュエリーブランドです。私達が惹かれるのは、完璧な規格品ではなく、歪さや内包物という「ノイズ」を抱えた石たち。それは欠陥ではなく、地球が数億年をかけて刻んだ生きた証です。
その固有の特徴に合わせ一つずつ原型からカタチづくる一点ものの「OOAK」と、普遍的な造形を追求した日常使いの「DAILY」。二つのコレクションを通じ、流行に左右されない端正な佇まいのジュエリーを提案します。
素材はリサイクル可能な貴金属を用い、石については、過度な加工を施さない自然の色を尊重しています。
完璧な偽物よりも、不完全な本物を。
ただ飾り立てるのではなく、日々を共に過ごし、心を潤し、大切なことを思い出させてくれる存在を目指します。
<デザイナーの想い>
私はかつて、ジュエリー業界で量産品の生産に携わっていました。当時は、いかに効率よく、いかに均一に欠点のない『規格品』をたくさん作るか。それを求められていました。もちろん効率重視のため分業制で、お客様の顔は見えない。ものづくりが大好きで皆プライドを持っている職人さん達だけど、各々様々な思いを抱えていました。
そんなわけで、石の選定から仕上げ、お客様にお渡し(発送)するところまで自分自身が関わるということがコンセプトの一部になっています。
そして10年ほど過ぎた頃に、転機が訪れました。それが出産、育児、そして自身の闘病経験です。
「思うように動かない体、思い通りにいかない育児。」それまでの私は、どこか傲慢だったのだと思います。自分の力や努力で全てをコントロールできると信じていました。 けれど、ままならない日々の中で気づかされたのは、**『人間は大きな自然の営みの中に生かされている存在なんだ』**という、当たり前で、とても謙虚な事実でした。
自分の身の程を知ったとき、それまで切り捨ててきた『不完全なもの』への愛おしさが溢れてきたんです。
・量産に向かないいびつな石
・内包物のある石
・完璧ではないダイヤモンド
かつては欠点として弾かれたものですが、私にはそれが、地球が数億年かけて刻んだ『生きた証』に見えます。 完璧な偽物を作るより不完全でも本物であること。 その石にしかない個性を尊重したいと考えています。本物というからには、貴金属を使う(最低でも銀、人工石は避ける)にこだわってます。
人はやがて体は衰え、この世界から旅立ちます。
あなたの大切なものは何ですか?
そして、美しさとは何でしょうか。
ふと手元を見たときに、大切なことを思い出させてくれる、人生に静かに寄り添う存在でありたいと願っています。